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豊英秋先生 瑞宝双光章受賞おめでとうございます。 [メディア]

演奏会で 客演していただいた、元宮内庁首席楽長 豊 英秋先生が瑞宝双光章を受賞されました。

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読売新聞の11月3日の記事はもう削除されてしまったので、引用させてもらいます。

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◇瑞宝双光章◇

 元宮内庁首席楽長 豊(ぶんの) 英秋さん 70(小平市)

 皇室や国賓のために雅楽を奏でる宮内庁楽部の楽師を40年以上務めた。受章の知らせに、「長く雅楽に向き合って生きてきたと思え、感慨深い」と語る。

 雅楽を伝える「楽家」の44代目として生まれた。12歳で楽部に入り、修業を積み、17本の竹で和音を奏でる管楽器「笙しょう」の技を継承。子どもの頃は祖父の厳しい特訓が嫌でたまらなかったというが、「年を重ねると、雅楽を下支えする笙の魅力をより深く理解できるようになった」と振り返る。

 楽部時代で印象に残っているのは、酔っぱらいを演じる舞で観客を笑わせた時のこと。皇族も見つめる緊張した雰囲気の中、1人が噴き出し、笑いの輪が広がった。後に皇后さまから「あの時の舞はもうおやりにならないのですか」と声を掛けられたことは最高の思い出だ。

 5年前に楽部を引退後も、国内外の演奏会に参加している。楽師になった次男に指南することもあり、「演奏をやめるときが本当の引退。可能な限り現役でいたい」と意気軒高だ。

2014年11月03日 Copyright ? The Yomiuri Shimbun
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まさに一番印象に残っていることが今回の演奏会で客演された、「胡徳楽」のことですね。

毎日新聞の人欄に会長が載りました [メディア]

ちょっと前の 2010年06月08日の毎日新聞に会長が 載りました。

ひと:東儀俊美さん=復元した雅楽の幻の舞を演じる
◇東儀俊美(とうぎ・としはる)さん(80)

毎日jp

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中国の唐時代につくられた雅楽の幻の舞「採桑老(さいそうろう)」を07年に復元した。本来は長寿を祝うはずが、「舞うと数年で死ぬ」と伝えられ、 江戸時代に途絶えたいわく付きの舞楽だ。10日に開く演奏会(東京都品川区・きゅりあん大ホール)で、自ら披露する。「装束と面は宮内庁楽部に残っている が、舞った記録はないので、古い資料にあたって構成した。ぜひ後輩に受け継いでもらいたい」。柔和な顔に情熱をにじませる。

笙(しょう)や篳篥(ひちりき)を奏でて舞う雅楽は、千数百年前に中国などから伝わったとされる。その歴史を担う「楽家(がっけ)」に生まれた。 小学4年の時、父親が亡くなり、「心ならずも」同じ道に入った。11歳から宮内庁楽部で7年間学ぶ。専門は篳篥と琴。雅楽には西洋音楽のような楽譜はな い。あるのは難解な片仮名の譜面だけだ。「節は先生に教えてもらうしかない。習っても家に帰ると忘れる。そしてまた習うの繰り返し。5、6年やって何とな くわかってきた」

昭和天皇のご大喪(89年)の際には、皇居・御文庫でモーニングを着て篳篥を吹いた。「洋装での演奏は史上初めてだと思います」。現役時代の忘れ られない思い出だ。

退官後は、雅楽を演奏する民間団体「雅楽道友会」の活動に携わり、後進の指導にあたる。「演奏していないと生きている気がしない。いくつになって も装束を着て舞台に立ちたい」。代々雅楽にささげてきた伝統の血が騒ぐ。<文・真鍋光之、写真・小林努>

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■人物略歴

東京都出身。94年宮内庁楽部首席楽長、96年退官。演奏会の問い合わせは雅楽道友会(03・3783・2371)。
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